江西省宜春市で11日夜、軍用機の墜落事故が発生し、墜落現場の周辺が炎上した。現地のパトカー、消防車、救急車が救助に向かった。(ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国江西省宜春市(ぎしゅんし)で11日夜、軍用機の墜落事故が発生し、墜落現場の周辺が炎上した。現地のパトカー、消防車、救急車が救助に向かった。しかし、中国の公式メディアはこの突発事件に対して完全に沈黙している。

 ネットユーザーが投稿した動画では、軍用機が墜落した場所が大火災に見舞われ、飛行機の残骸があちこちに散乱している様子が映っている。現地当局は多くのパトカーや消防車を出動させた。

 江西省宜春市桐谷県(きりたにけん)温泉鎮黄毗村(こうひそん)で、飛行機が墜落したため、当局が掘削機(くっさくき)を徴用したと地元のネットユーザーが明かした。

 あるネットユーザーは追加情報を投稿した。「黄毗村は江西宜春市にあり、黄毗村の電話番号は13576591073で、これも宜春市の番号である。だから、場所は江西省宜春市だ。あれは軍用機だ」

 ウィキペディアによると、江西省宜春市には「明月山空港(YIC)」という軍民共用空港があり、軍用の方は東部戦区空に所属しており、民用の方は江西省空港グループ会社が管理している。

 旅客機が墜落した場合、そのニュースは隠しきれないが、軍用機の墜落事故が起きれば、中国共産党当局は必ず真実を隠蔽しようとするに違いないという分析があった。

(翻訳・藍彧)