中国河南省鄭州市のフォックスコン工場でこのほど、工場や寮で新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)のクラスター発生し、2万人の新規感染者が確認された。
状況に詳しいネットユーザーによると、当局は鄭州市の多くの未完成物件を隔離場所として、フォックスコンの約1万9000人を隔離しているという。多くの従業員が交差感染しているが、フォックスコン側は無力で対応できずにいる。
ネットユーザーが投稿した動画では、隔離されている従業員たちが、食料の供給が深刻に不足しているため、飢えに耐えられない従業員が隔離場所から飛び出して食べ物を奪い合っている様子が映っている。
別の動画では、従業員寮の衛生状態が極端に悪く、ゴミが山積みになっている様子が映っている。
さらに、死亡した従業員の遺体が寮から運ばれる様子が映っている動画もあった。
フォックスコンで感染状況が深刻なため、従業員の出勤率が大幅に下がり、通常の生産に影響が出ている。一方、受注の重圧と生産性を向上させようとした結果、管理が混乱事態に陥った。
(翻訳・吉原木子)