上海では大型連休明けに、新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、10数の地区で感染者が確認され、多くの地域が封鎖された。多くの隔離用「臨時医療施設(方艙医院)」が再開された。

 中国公式メディアの報道によると、10月8日午前0時から夜24時までに、上海で新規感染者21人が確認され、うち19人が無症状感染者であったという。現在、上海16区のうち、10区が高・中リスクエリアとなっている。

 ネットユーザーが投稿した動画では、上海の多くの通りには再びフェンスが張られ、封鎖され始め、通りには再び人がいなくなっている様子が映っている。

 別の動画では、上海徐彙区と杨浦区にある江湾体育センターで数日前から、臨時医療施設の大規模な建設が始まっている様子が映っている。

 臨時医療施設で隔離された杨浦区の上海市民は、劣悪な隔離環境をSNSに投稿し、暴露した。

(翻訳・吉原木子)