中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)期間中、湖南省永州市新田県で17日に山火事が発生した。山火事は一週間以上続いたが、未だに鎮火できず、少なくとも2人が死亡し、多くの家屋が焼失した。
財新網の報道によると、湖南省永州市新田県で17日に森林火災が発生し、25日になっても火災が収拾できず、いまだに完全に鎮火されていないとのこと。
ネット上に投稿された動画では、複数の村が炎に包まれ、多くの家屋が焼失している様子が映っている。
この火災で消防士2人が死亡した。25日まで、新田県当局により完全な鎮火が確認されておらず、火災の詳細が未だに統計中だという。
この火災は第20回大会の敏感な時期に発生したため、中国共産党はこれまでこのニュースを全力で封鎖してきた。
実際、第20回党大会期間中、湖南省永州市新田県のほか、広西チワン族自治区桂林市、浙江省温州市、江西省贛州市(かんしゅうし)でも山火事が発生した。しかし、これらの山火事のニュースについて、公式は報じずに封鎖するか、密かに処理していた。
(翻訳・藍彧)