米国民はホワイトハウスの請願サイトで、米政府が中国政府に、清王朝が残した巨額の債務を回収するよう求めた。(ホワイトハウス請願サイト)
先月分、米国民はホワイトハウスの請願サイトで、米政府が中国政府に、清王朝が残した巨額の債務を回収するよう求めた。この提案で10万人が連署し、規定によると、米政府は60日以内に返事をしなければならず、米中貿易交渉にも影響を及ぼす。
ブルンバーグによると、同債券が1911年、湖広鉄道建設支援のために発行されたもので、現在1兆米ドルの価値があると報じた。提案内容によると、米国は北京当局の債権回収に乗り出すべき、中国共産党が拒否すれば、米国側は北京が保有している米国債を凍結するか、保有している米国債を放棄するよう求めなければならない。
台湾立法院の立法委員黄国昌も8月、フェイスブックにこのように指摘した。これまで中華人民共和国はこの債務を「認めない」との立場を取ってきた。困ったことに、中国共産党は世界に一つの中国しかないと主張してきた。そして、主権債権専門家のギュラティ(Mitu Gulati)の分析を引用し、債権の回収手続きが複雑であるにもかかわらず、法的には完全に有効な債権であるとしている。
(翻訳・柳生和樹)