(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 reclaimthenet.orgというウェブサイトによると、アップル社のiOSのウェブブラウザSafariが中国の会社テンセントにiOSユーザーの個人情報を送っているという。

 10月10日、ITセキュリティに関する専門家のウェブサイトであるreclaimthenet.orgは、アップル社のiOSのウェブブラウザSafariの安全問題を指摘した。iOSの工場出荷時の初期設定では、iPhoneがネットと繋がる時、Safariが自動的に「詐欺Webサイトの警告」機能を使用し、ユーザーが要求したウェブサイトの情報とiPhoneのIPアドレスを中国の会社テンセントに送信し、要求したウェブサイトの安全性を確認している。

 このSafariの機能を使用しているiPhoneは中国国内のアップル製品だけではなく、アップルのiPhone/iPad全種類を含めている。アップルの技術制限のために、iPhoneにSafari以外のウェブブラウザをインストールしても、この問題は避けられない。

 現在、唯一の解決方法は、iPhone/iPadの設定から「詐欺Webサイトの警告」機能を無効にすることだ。

「詐欺Webサイトの警告」機能を無効にする手順:
1.ホーム画面から「設定」をタップします。

2. 画面上で指を下から上へスライドさせます。

3.「プライバシーとセキュリティ」の欄内に、「詐欺Webサイトの警告」を無効にします。

(イメージ:看中国/Vision Times Japan)

 

Safariとプライバシー:
1.ホーム画面から「設定」をタップします。

2. 画面上で指を下から上へスライドさせます。

3.「Apple Payの確認」の下の「Safariとプライバシーについて」をタップし、iPhoneが中国のテンセントにiPhoneユーザーの個人情報を送ることに関するアップルのプライバシーポリシーを見ることができます。

(イメージ:看中国/Vision Times Japan)

(翻訳編集・黎宜明)