中国四川省成都市政府は1日、同日午後6時からロックダウン(都市封鎖)を開始すると突然発表し、地元住民が食料品の買い占めに乗り出した。
成都市は1日、突然の都市閉鎖が発表され、市民がスーパーや野菜市場に押し寄せ、食料を買い占めしていた。
これまでのロックダウンで飢えていたことを恐れたからだと、コメントするネットユーザーがいた。
ネットユーザーが投稿した動画では、成都市民が食料を買いだめするために注文をする様子や、家族の購入した荷物をクレーンで運ばなければならない様子が映っている。
成都人真的饿怕了,一但被封,没人管,宁可多囤。 pic.twitter.com/aix0sdLZqj
— 吴文行wenxingwu (@wuwenhang) September 1, 2022
ある市民は豚まるごとを購入した。
購入した米は、家族で1年間食べるのに十分な量になる。
こんなにたくさんの肉や食べ物を買って、家にそんなに大きな冷蔵庫があるのか。
豚を殺す時間がない。
スーパーは人でいっぱい、ウイルス感染など気にする余裕もない。
棚に乗りあがって野菜を奪い合っている。
生きたニワトリをこんなにたくさん買って、自分の養鶏場を始めることができる。
野菜市場やスーパーマーケットがわずかな時間で空っぽとなった。
成都市がロックダウン、これからの日々はつらくなるだろう。
しかし、数日前に都市閉鎖のニュースを流したネットユーザ-は警察に拘束された。「熱帯雨林」というアカウントのネットユーザーは8月29日、成都市はロックダウンするから、食料を買いだめしようと投稿した。その後、このネットユーザーは警察に逮捕された。
8月31日、ネット上には別のネットユーザーが成都市民に対し、成都市はロックダウンすると警告した。
最終的に、成都市政府は9月1日に都市封鎖を発表した。
当局が言っているデマは、実は予言だとコメントするネットユーザーがいた。
(翻訳・藍彧)