新疆ウイグル自治区が16日の夜、真っ暗の夜空に正体不明の発光体がまるで花火のように現れた。(sohu@姿勢分子knowledgeより)

 新疆ウイグル自治区のトルファンとコルラのネットユーザーが16日の夜、真っ暗の夜空に正体不明の発光体がまるで花火のように現れる夜空スペクタクルを撮影した。動画では、空から色とりどりの火の玉が大量に降ってきて、地面に叩きつけられる様子が映っている。

 この現象について、北京天文館の天文科学専門家である李良教授は、これらの発光体は火球である可能性が高いと述べた。

 火球は流星の一種だが、体積は相対的に大きく、流星の中でも特に明るいもの。これらの流星は地球の大気圏に突入すると、大気と激しく摩擦して燃焼する。大気中で蒸発したものも、隕石となって地表に落下したものも、一定以上の明るさで光れば、どちらも火球と呼ばれる。通常、直径1メートル以上の大きさで、より激しく燃えるため、より明るくなる。火球の見かけの等級(明るさ)は、-3等級の星よりも明るく、つまり夜空のほとんどすべての星よりも明るいため、より注目を集める。

(翻訳・藍彧)