中国では6月からこれまで、半分以上の地域が高温に見舞われている。中でも、浙江省は9日から6日連続で40度以上の高温が続いている。
浙江省のあるネットユーザーは14日、野菜市場から生きたエビを買ったが、市場から歩いて家に帰った後、3尾が暑さのあまりに、すでにボイルされたという写真を投稿した。写真には、当時杭州市の気温が41度に達していたことを示す気象情報も添えられていた。
中国の公式メディアの新華網は15日、西安市は6月に20日連続の高温日を記録、重慶は10日から14日まで5日間連続で40度を超え、その後の2日間も気温が高く、2018年に記録した7月の連続40度以上の記録に並び、上海は13日に40.9度を記録し、現地の最高気温の記録に並んだという。全国各地では、6月から7月12日までの平均高温日数は5.3日で、1961年以降の同時期の高温日数の最多を記録した。
このような高温の中でも、PCR検査担当者は、厳密な防護服を着て仕事をしなければならなかった。杭州市では、複数のPCR検査担当者が熱中症で死亡したと伝えられている。南昌市でも熱中症で意識不明になった担当者がいた。
(翻訳・藍彧)