中国広東省広州市従化区(じゅうかく)太平鎮で16日午後9時30分頃、豪雨と竜巻に見舞われ、電力供給の電線や設備が損傷され、5,400戸以上が停電した。竜巻は数分しか続かなかったが、破壊力はすさまじく、行く先々はめちゃくちゃになった。今のところ、死傷者の報告は出ていない。
ネットユーザーが投稿した動画には、16日夕方、広州市従化区太平鎮の上空に厚い暗雲がかかり、暗雲の下に大きい竜巻が現れ、その竜巻に突然まばゆい稲妻が走る様子が映っている。動画を撮影した男性は「停電している。竜巻がすごい!(竜巻が)14号線地下鉄の軌道に沿って進んでいる。破壊力がすごくて、あちこちで火花が飛び散っている」と述べた。
竜巻が発生した場所では、少なくとも3回の稲妻が走った。その後、空半分を赤く染めたほどの激しい火花が散った。多くの看板がひっくり返され、大きな樹が根こそぎ引き抜かれた。破壊力が凄まじかった。
(翻訳・藍彧)