中国の広西チワン族自治区、広東省、貴州省、福建省、湖南省南部は7日朝8時まで、大雨が降っている。天気予報によると、大雨は今後1週間も続くという。
広西チワン族自治区の柳州市(りゅうしゅうし)、桂林市、貴港市(きこうし)などの都市部およびその周辺の県、村、町の低地が浸水している。車や1階の店舗、家屋が水に浸かっている。低地の農地が浸水したため農作物が被災し、局地では土砂崩れが発生し、一部の道路が崩壊した。柳州市の濱江路周辺の移動は船に乗る必要があり、町の小学校の教室は水深1メートルほどまで浸水した。
柳州市では4日、大雨が5日間も降り続いたため、洪水が発生し、低地にある濱江路の1階が浸水した。ネット上の動画には、濱江路沿いの店舗が浸水し、水位が店の看板まで上り、町の小学校の教室が水深1メートルまで浸水している様子が映っている。
上流の安太郷や四栄郷で強い雨が降った影響で、下流にある融水県全体が浸水している。
地元の王さんは7日、希望之声に対し、「県全体が浸水した。郵便物も出せないし、人はみな2階に行った。融水県の低地の水位は1階に達している。1階のものは全部2階に移動し、人はみな避難した」と語った。
(翻訳・藍彧)