上海当局はこのほど「ロックダウンを解除する」と発表したが、「封鎖解除」する1日の夜、上海市虹口区広中路のある団地が臨時的に封鎖区域に変更された。町内の役人が市民の疑問に対し、「君は私の臣民だ」と言い放ち、ネットユーザーの怒りを買った。
2ヶ月以上のロックダウンを経て、政府は最近、全市の段階的な規制緩和が成果を得たと主張した。しかし、実際には、地域によって対応が異なる。1日の夜、上海市虹口区広中路のある団地は「封鎖地区」と指定され、住民は激しく反応し、その場で町内の役人と対峙した。
ある市民は、中国共産党の幹部に次のように訴えた。「国民が苦情を訴えるとき、役人は民衆の窮状に耳を傾ける必要がある。しかし、役人はなんと『君は私の臣民だ』と応じた」
市民:(あなたは)国民の代表なんだから、私たち国民の苦しみをあなたに伝えている。それを考えないと!
共産党の礎は、中国政府は国民の政府である
上海市虹口区広中路の町内の役人:君は私の臣民だ
この会話をめぐって、ネットユーザーから怒ったコメントが殺到した。
「恥さえを隠さなくなっている」
「鄧小平は自分が人民の息子だと言っていたが、今はこのザマだ」
「国民が一心団結し、良知と正義を堅守し、暴政の脅威を恐れなくなったとき、彼らは底なしに悪事をしなくなる。中国大陸の人々は自分自身を救い、特にこのような冷静な市民意識を必要としている」
(翻訳・藍彧)