ロシアとウクライナの戦況は最近激変し、ウクライナ軍は純粋な防衛から大規模な反攻に移行する準備を進めている。北大西洋条約機構(NATO)はウクライナに無制限の軍事支援を約束した。
ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相は13日、「ロシアが2月24日に全面的に侵入した後、ロシアは数日以内にウクライナを降伏させる計画で、多くの西洋人も同様の観点を持っているが、わが防衛軍は侵略者を撃退し、これらの計画を挫折させた」と述べた。
レズニコフ国防相はまた、ロシア軍は攻勢が挫折した後、キエフ周辺から撤退し、次の狙いは東部全域の占領だが、わが軍が全力で反撃してロシアの野望を再び打ち砕いた述べた。「我々は100万人を動員して敵に対抗し、ウクライナはそのために準備しなければならない」
レズニコフ氏は、現在1500人以上のウクライナ兵が友好国で訓練を受けており、帰国後は教官として務め、友好国から支援された様々な武器の使い方を仲間に教えることを明らかにした。
ロシア軍がウクライナ東部のドンバス地域を攻撃して1カ月以上経ったが、ロシア軍の予想通りの結果には至らなかった。
NATOの各国外相が15日、ドイツ・ベルリンでロシアとウクライナ情勢に関する非公式会合を開き、イェンス・ストルテンベルグNATO事務総長は、「ロシアのウクライナでの戦争はモスクワ当局の予想に及ばず、キエフを占領できず、ハリコフ地区から撤退した。ドンバスでの主な攻勢も停滞している。ロシアは戦略的目標を達成できず、ウクライナはこの戦争に勝つことができた」と述べたと、スカイ・ニュース・オーストラリアが報じた。
AFP通信も、NATOの外相がウクライナへの「無制限の」軍事支援を約束したと報じた。 ドイツのアンナレナ・バーボック外相も、「ウクライナが必要なら、必要な限りウクライナを支援し続ける」と述べた。
(翻訳・藍彧)