中国チベットのヒマラヤ地域で20日、非常に稀な赤い稲妻(レッドスプライト)が目撃された。(twitter.com/SOH_TV/statusより)

 中国チベットのヒマラヤ地域で20日、非常に稀な赤い稲妻(レッドスプライト)が目撃された。

 ネットユーザーが投稿した動画と画像によると、ヒマラヤの山上に赤い稲妻が、クラゲ状の形で現れた。山脈の近くに現れた赤い稲妻は、特殊な形の花火のようで、数も多い。このような現象は非常に稀だ。

 これらの現象は20日未明に撮影された。撮影者によると、今回は恐らく国内でこれまで目撃された最大規模の赤い稲妻で、10年に一度の珍しい現象だという。それは、無数の赤い稲妻が空に集まり、星空全体を赤く染めた。

 歴史記録によると、赤い稲妻に関する報告は、1886年以前まで遡ることができるが、このような稲妻の滞在時間が非常に短いため、高性能カメラでないと撮影が極めて難しい。この稲妻が滞在する時間が非常に短く、高性能なカメラだけが効菓的に撮影できるからだ。空中に存在する時間は30分の1秒にも満たないので、レッドスプライト(超高層雷放電) と呼ばれている。

(翻訳・藍彧)