米軍事専門家は25日、中国共産党の潜水艦が最近、南シナ海で複数の核弾頭を搭載した「潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)」を試射し、民間旅客機を直撃するところだったことを明らかにする動画や写真をツイートした。
エアバス社のパイロット、ジョン・カーター氏は25日、南シナ海上空を飛行中の民間機に航空交通管制(ATC)から警告が入り、すぐに左に90度旋回するよう要求した後、予定ルート上の海面からSLBMが飛び出てくるのを発見し、発射する全過程の様子を撮影した、という衝撃のニュースをツイートした。
A fellow Airline Pilot friend just sent me this from one of his colleagues at a foreign airline. They were over the South China Sea & were issued a last-minute hectic call from ATC: “turn left 90 degrees immediately!!” Chinese sea launched ballistic missile from a PLAN Submarine! pic.twitter.com/Zf1lf1zCu3
— Captain Overnight (@jchovernut) May 24, 2022
アメリカ海軍調査研究所(USNI)のコラムニストのH・I・サットン氏(潜水艦専門家、軍事専門家)は5月26日、中国が南シナ海で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の試験発射を行っている映像があり、まだ確認されていないが、この動画はかなり信憑性が高いようだとツイートした。
中国海事局の発表によると、5月19日から23日まで南シナ海で軍事訓練が行われ、その範囲は航行禁止になる。
AP通信は20日、中国(中国共産党)の南シナ海での軍事演習が、ジョー・バイデン米国大統領のアジア歴訪と重なったと報じた。
(翻訳・藍彧)