北京市衛生健康委員会は23日、今後数日のうちに新規感染者がさらに増える可能性があると警告した。北京がより厳しい封鎖措置を実施するのではないかと、外界の懸念を高めた。
北京市衛生健康委員会当局は23日のブリーフィングで、過去20日間で現地の新規感染者が20人増え、不完全な調査により、流行はすでに1週間も密かに広がっており、防疫のためにさらに広範囲なPCR検査が必要だと述べた。
このような状況下、北京市朝陽区などの住民は、防疫当局からPCR検査を受けるよう要求される電話が相次でいた。一部の地区では宅配便も入れず、予防・抑制の措置にプレッシャーを感じている市民が多いようだ。一部のネットユーザーは、このニュースは上海の都市閉鎖を彷彿とさせ、そして今緊急に必要とされているのは物資を蓄え続けることだと述べた。
24日未明、ウェイボー(微博、Weibo)の北京ネットユーザーの多くは、「深夜にこのニュースを見て、朝になったら絶対買い物に行く」と苦情を投稿した。また、「今、たくさん食料を備蓄しているが、これ以上どう対応したらよいのかがわからない。今後、自分たちの生活に影響が出るのではないかと心配する」という人もいる。
(翻訳・徳永木里子)