トランプ氏が、今年第1四半期に1900万ドル(約24.4億円)の献金を集めたことが19日に明らかになった。トランプ氏は依然として大きな影響力を持ち、有能であることを示している。
11月8日の米国中間選挙を控え、ドナルド・トランプ前大統領のPAC(政治活動委員会)である「セーブ・アメリカ」は、共和党でも最有力の政治資金団体の1つへと急速な台頭を見せていると、ロイターの報道で分かった。
米メディア「ブライトバート・ニュース・ネットワーク」によると、トランプ氏は中間選挙で現職のブライアン・ケンプ知事を落選させるため、ジョージア州の共和党知事選に50万ドル(約6420万円)を注入したという。2020年の大統領選挙と上院議員選挙におけるケンプ氏の実績は、共和党を失望させた。そのため、トランプ氏は、元共和党上院議員のデビッド・パーデュー氏がケンプ氏に取って代わることを望んでいる。
トランプ氏は巨額の資金を調達する能力を持っているため、出馬を決める場合、2024年の予備選の候補者の中で絶対的な優位を占めることになるだろう。
(翻訳・徳永木里子)