(看中国合成写真、pixabayより)

 梅雨に入ると、人々を悩ませる大きな問題があります。雨の日が続いて洗濯物を外に干せないと同時に、部屋の中で干しても湿気が多いので乾きも悪い、それによる嫌な臭いにも悩まされますね。今回は、雨季を気楽に過ごせるよう、「部屋干し」の4つのコツを提案します。

 1、大きな通気孔のあるランドリーバスケットを使用

 脱いだ服は湿り気を取ることで、室内での臭いを防ぐことができます。洗う前にもそのようにしておくと、洗濯機に入れて回しても汚れを残すことがありません。

 だからと言って、脱いだ服を全部ハンガーにかけて乾かす必要はありません。通気孔が大きく、密閉にならないランドリーバスケットを使って、縁にかけておくと服の臭いが部屋に残りません。

 2、洗濯機に入れる前に服を裏返す

 服を裏返すことは服の色あせを防ぐことだと多くの人が考えていますが、実は、服を裏返すことが、臭いを防ぎ、早く乾かすための秘訣でもあります。

 体に触れる服は汗や皮脂を多く吸収しやすいので、調味料やほこりなどの「外的要因」で汚れた服以外、臭うのを防ぐために、服は全部裏返して洗濯する必要があります。ステッチ部分を外側にすれば、乾きやすくなります。

 3、脱水後すぐに取り出す

 洗濯機の脱水が終わったのに、忘れてそのまま放置してしまい、しばらく時間が経ってから、取り出したことはありませんか?

 洗濯機が脱水を終えた状態の、洗濯槽内の湿度は100%に近く、ばい菌の繁殖地となります。そのため、洗濯物をすぐに取り出さないと臭いが発生しやすくなります。

 4、部屋の湿度を下げる

 服を洗濯する過程を注意するだけではなく、部屋の湿度を下げることも重要です。

 晴れた日は、窓を20分以上開けます。雨の日は、ファンを使って室内の空気を循環させます。また、服を乾かすところの床にも新聞紙を数枚敷きます。こうすることで、部屋の湿度を下げることができます。

 なお、通気性の悪い壁の横に服を干すと、湿気が溜まり、乾きにくくなりますので、ベランダが使えない場合は、部屋の真ん中で洗濯物を干すのが最適です。

(翻訳・宴楽)