(イメージ / Pixabay CC0 1.0)
23日、米トランプ大統領は、中国政府の新たな関税政策に対する対策として、5500億米ドル相当の中国商品に対する関税を引き上げると発表した。世界の二大国家間の貿易戦争はますます激しくなっている。
8月15日、アメリカ政府が3000億米ドル相当の中国商品に対して、9月1日と12月15日の2回に分けて関税を10%引き上げると発表した。
それに呼応するかのように、中国政府は23日、750億米ドル相当のアメリカ商品に対する関税を10%または5%引き上げると発表した。実施日は同じく9月1日と12月15日だ。
同じく23日、米トランプ大統領はツイッターで、アメリカ政府が10月1日から2500億ドル相当の中国商品に対する関税を現在の25%から30%に上げると共に、9月1日からその他の3000億ドル相当の中国商品に対する関税現在の10%から15%に引き上げると発表した。
米中貿易戦争の影響を受けて、昨日夜、米ドル/日本円の為替レートが106.6から105.5まで急に下がった。
(文・黎宜明)