ロシア軍の上層部は、主要部隊に「督戦隊(とくせんたい)」を送り込み、逃げようとする兵士を射殺するという古い慣行を再開したことを、ロシア軍の捕虜が明らかにした。ウクライナ保安庁(SBU)が12日にツイートした。
台湾の自由時報は、ロシア軍の捕虜の証言を引用し、ウクライナ南部の都市オデッサ周辺での作戦で、600人のロシア海兵隊員が「下船」の命令を拒否したと明らかにした。捕虜は「我々は今何が起こっているか知っている」と述べた。
この捕虜はまた、これらの兵士のように、上官の命令を拒否する勇気がなかったと悔やんでいると述べた。
SBUは、ロシア軍が「督戦隊」を出動させることは、ロシア軍の士気がどん底に落ちている証だと考え、ウクライナ軍民に侵略への抵抗を続けるよう呼びかけている。
(翻訳・藍彧)