トランプ氏は15日、ワシントン・エグザイナーのインタビューで、プーチン氏が本当にウクライナに侵攻するとは思わなかったと述べた。また、プーチン氏がバイデン氏への制裁を発表したことは、バイデン氏の家族によるロシアでの利益衝突と関係がある可能性が高いとみている。
トランプ氏はインタビューで、「私は本当に驚いた。プーチン大統領が国境に軍隊を送った時、交渉したいと思っていた」と述べた。
プーチン氏は戦争前にウクライナ国境に15万人以上の軍隊を派遣した。これに対してトランプ氏は「プーチン氏は他の人たちと同じように、米国などの国と良い取引をするだろうと思っていた。彼(プーチン氏)は変わったと思う。それは世界にとって非常に悲しいことだ。彼の変化は非常に大きい」と語った。
これに加えて、トランプ氏はこのほど、侵攻を早く終わらせなければ「第三次世界大戦」につながると述べた。「これは第三次世界大戦を引き起こす可能性がある。私は起こっていることを見た。彼(プーチン氏)は(交渉を)受け入れないし、我々には彼(同)と交渉できる人はいない」
ロシアがバイデン氏や米高官に対する制裁について、トランプ氏はある声明で「ロシアはバイデン氏を制裁したばかりだ。これは恐ろしいことだが、いろんな面で説明がつくかもしれない。なぜハンター・バイデン氏が非常に裕福なモスクワの元市長の妻から350万ドルを得られたのか、その理由が説明できるかも」と述べた。
ニューヨーク・ポスト紙は昨年、2014年にバイデン氏の長男ハンター氏に関連する会社が、前モスクワ市長の夫人から350万ドルを受け取ったという疑惑を大きく報じた。
(翻訳・藍彧)