トランプとジョン・デーリー氏(John DalyのTwitterより)

 トランプ前米大統領は、ロシアのウクライナへの軍事侵攻について議論する際に、ロシアのプーチン大統領や、中国の習近平総書記に対して、自分が在任中にウクライナや台湾を攻撃した場合、米国を怒らせ、耐え難い代償を払わせることになると警告したことがあると明かした。

 インスタグラムの「No Pops Golf」が4日に投稿した電話インタビューで、プロゴルファーのジョン・デーリー氏がトランプの爆発的なコメントを発表した。 

 トランプ氏は3日、プロゴルファーのジョン・デーリー氏にかけた電話の中で、なぜプーチン氏や習近平氏が自分の政権時代にウクライナや台湾への侵攻を恐れたかを明らかにしたと、米メディア「ビジネスインサイダー」5日の報道で分かった。

 通話中、トランプ氏は核兵器のことや、ロシアのプーチン大統領に警告を行ったことついて話した。

 トランプ氏はプーチン氏について次のように語った。「私は彼と非常にうまくやっている。ロシアは核保有大国だと皆が言っているが、私は彼にもしウクライナを侵攻したら、モスクワを攻撃すると警告した」

 「そして彼は私の言ったことを信じたようだ。5%、10%(信じた)かな、それだけで十分だ」とトランプ氏は、自分が在任中、プーチンはウクライナを侵攻しなかったと主張を繰り返した。「なぜ彼(プーチン)は過去4年間それをしなかったのか?彼はそれができないことを知っているからだ」

 デーリー氏との会話の中で、トランプ氏はもう1つの大きな情報を明らかにした。それは、プーチンに警告をしたのと同様に、習近平氏に対して「私は彼(習)に似たようなことを言った。台湾を侵攻したら、いかなるコンピュータのチップは(手に入ら)ないだろう」と警告した。

(翻訳・藍彧)