ある観光客がこれほど、台湾で日月潭(にちげつたん)の水域でスタンドアップパドルボード(SUP)という水上スポーツを行った際、体長約2.5メートルの巨大な「水怪」を偶然目撃し、動画を撮影した。
同動画はわずか4秒だったが、「水怪を目撃した」というコメントで、ネットユーザーの間で話題となった。動画には、太くて長い体と明るい目をした巨大魚が突然に潭の底から水面に向かって泳ぎ出し、絶叫の中、すぐに潜って消えてしまった様子が映っている。
魚池郷農会の劉啓行会長は、日月潭のそばで育ったが、こんなに大きな魚を見たことがなかったと語った。「水怪」はまだどんな生き物か特定されておらず、地元の漁師たちは、大型の尾長うなぎかナマズではないかと結論づけている。
台湾の特殊生物センター淡水生態研究室の楊正雄研究員は、ウナギ類ではないかと推測する以外、同動画を見ただけではどの種であるかを確認できないと述べた。撮影者がより詳しい動画を提供すれば、より確実に確認することができるかもしれない。
(翻訳・徳永木里子)