近日、約100人余りの中国選手が北京天安門広場で「宣誓」を行った動画が話題にった。
25日午前7時過ぎ、100人以上のオリンピック選手が北京の天安門広場に姿を現し、国旗掲揚儀式の後にスローガンを叫んでいた。
JBpress (ジェイビープレス)の報道によると、スローガンの内容には、「祖国のために、行くぞ、行くぞ、行くぞ!(為了祖国、冲冲冲!)」
「人民を裏切らぬよう、やるぞ、やるぞ、やるぞ!(不負人民、拼拼拼!)」「最高指導者(習近平総書記)に報いるため、捨て身で進むぞ!(報答領袖、豁出去!)」「(習近平)総書記について、一緒に未来に向かう!(跟着総書記、一起向未来!)」といったものが含まれる。
同報道では、中国のオリンピック選手が頑張ることが、なぜ「習近平総書記のために捨て身で進む」になるのかという疑問を呈した。
現在、中国側はすでに関連動画を削除したが、海外のネットで広がり、ネットユーザーから批判のコメントが相次いだ。
「オリンピック開催国の宣言がオリンピック精神に全く関係がない」、「北朝鮮でさえこのようなダサイスローガンを言わないだろう、指導者のために捨て身で進むとは何ぞや、吐き気がする」「中国はいつになったら、選手を『国のため』の道具として扱わなくなるのだろう」
(翻訳・北条)