催涙弾を処理している香港市民(Twitter/ Screenshot)
7月28日、デモに参加する香港市民は警察と衝突した、警察は催涙弾を含め各種類の銃弾を発射した。記者は香港市民が催涙弾に対処する場面を撮影した。この動画を見た台湾の軍事専門家も大いに驚いた。
この動画の中では、5人の香港市民がグループを作り、飛んできた催涙弾が地面に落ちてから、一人が傘を持ってグループを保護し、もう一人が三角コーンで催涙弾を覆い、ほかの人が三角コーンの上の穴から水を注いだ。その後、三角コーンをどかして、トングで催涙弾を容器に移した。この過程はわずか10秒ぐらいだ。
台湾の軍事専門家・王臻明氏はフェイスブックでこの動画をシェアした。彼は香港市民の対策が驚いたと言った。
王臻明氏は「動画の中に、可愛いおもちゃを飾ったリュックを背負うお嬢さんが登場する。彼女は週末に遊ぶのではなく、市民たちと一緒に催涙弾を処理していました。このような出来事について、香港の「大人たち」はよく考えたほうがよいのではないでしょうか」とコメントした。
現在、この動画は4百万回以上再生されている。
催涙ガスが警察側から飛んできたら、香港のデモ参加者は協力し、催涙ガス弾を速やかに処分する。長引いている抗議デモの中で磨いた技術。https://t.co/Q1fB8JUAcf
— Martin Fackler (@martfack) July 29, 2019
(翻訳・黎宜明)