古家を片づける時に、思わぬ発見がよくあります。このほど、アメリカ在住の姉妹は古家を片づける時に、意外にも魚雷を発見し、とても驚きました。
米インディアナ州のWTHRテレビの報道によると、メロディ・アトウッドさんの叔母は収集家で、ミシガン州ランシング市に住んでいましたが、認知症を患い、老人ホームに入りました。メロディさんは妹と一緒に、叔母の古家の片付けを手伝いました。
メロディさんは、当時、叔母の家を片付けている妹に、クローゼットの奥に魚雷のようなものがあるから困っていると電話で言われたことを、思い出しながら語りました。
型破りな叔母は何を隠しているかわからないので、危険を避けるために、メロディさんは妹と相談し、ランシング市警察署に電話をしました。
警察も、この魚雷が実弾なのかどうかが分からないので、爆発物処理班を呼び、姉妹たちに叔母の家から離れるよう指示したと、メロディさんは語りました。
その後、ミシガン州警察の爆発物処理班が、あの物体は第一次世界大戦時期の魚雷だと確認したので、鑑定に出しました。写真撮影やX線などの鑑定から、信じられないほどの結果が出ました。なんと、その魚雷の中には20世紀初頭の銀札が何枚も入っていました。そのほか、たくさんの銀貨とバッファローニッケル(アメリカ5セント硬貨)、古銭の1セント硬貨も入っていました。
これは興味深い発見でした。爆発物処理班は第一次世界大戦時期の魚雷を手に入れ、姉妹たちは19世紀と20世紀初頭の古銭を手に入れました。
姉妹たちは、これらの古銭を適正な価格で買い取ってもらい、そのお金で叔母の介護費を支払う予定だそうです。
「家を片付ける時は、辛抱強く行うことが大事です。暗い場所でも見逃さないようにしましょう」と、メロディさんからの皆様へのアドバイスでした。
(翻訳・心静)