BBCの報道によると、英首相ボリス・ジョンソン氏が19日下院での弁論でいきなり中国語を言い出したことがネットで話題になった。
19日、英首相が議会で防疫対策について語った時、野党の自由民主党党首エド・エド・デイビー氏は「コロナに打ち勝つ良策は、ジョンソン氏が辞職することだ」と批判した。これに対し、ジョンソン氏は突然中国語で「こんにちは、はじめして」と言い出した後、英語で反対の意見を述べた。
ジョンソン氏がなぜ突然中国語を言い出したのか。BBCの報道によると、エド・デイビー氏はエネルギー大臣を務めた時、中国共産党のスパイ李貞駒（クリスティン・リー）の献金5000ポンド（約77万円）を受け取ったという。クリスティン・リーは今年1月、英国情報局保安部（MI5）が安全保障問題として警告したことで注目を浴びた。
ジョンソン氏は中国語の挨拶でエド・デイビー氏をからかったわけである。その場にいた議員たちも、ジョンソン氏の中国語を聞いて思わず笑いをこぼした。
（翻訳・北条）