ホワイトハウスの大統領執務室でトランプ米前大統領がヌネスに自由勲章を授与する前に、彼の発言に耳を傾けます。 (公式ホワイトハウスの写真 Public Domain)

 トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)の新CEOであるデヴィン・ヌネス(元下院議員)はこのほど、「TRUTH Social」に関する新しい詳細情報を公開した。同氏は大手テック企業に挑戦状をたたきつけ、そして世界中のユーザーにとって「最も自由な」ソーシャルメディア・プラットフォームを作ることを誓った。

 昨年10月、トランプ米前大統領は、「TRUTH Social」という新しいソーシャルメディアを2022年に立ち上げると発表した。大手テック企業に「反撃する」ためにSNSを立ち上げるのだとのコメントした。

 ヌネス氏はFoxニュースに対し、新しい仕事は「政治的なものではない」公共サービスの続きであり、「やらなければならないことであり、最高レベルで最も重要なことだ」と語った。「数百万人ものアメリカ人、そして世界中の人々が、これをしっかり我々が行うことを期待しているのだ」

 ヌネス氏は、自身の著書『Countdown to Socialism(社会主義へのカウントダウン)』の中で、「大手テック企業が、多くの分野で何が起こっているのかを、一般のアメリカ人が知ることをどのように妨げているのか」を指摘し、「代替メディア・プラットフォームを立ち上げなければ、非常に厳しい状況になるだろう」と述べた。

 TMTGのインフラの重要なバックボーンとして、Rumble Cloudを選択した。TMTGは先月、Rumble Cloudとのクラウドサービスパートナーシップを発表した。ヌネス氏は、TMTGはより大きなビジョンを持っており、「3つのアプローチ」をとっていると述べた。「TRUTHソーシャルプラットフォームに加えて、現在開発中のストリーミングにも注目している。さらに、ニュースをいかに配信するかを検討しており、そして、これから人々にニュースを届ける」

 また、TRUTHは「政治に基づく検閲がなされない、家族向けの安全なプラットフォームになる」とし、「これは共和党の会社ではないが、すべてのアメリカ人に開かれた最も自由なプラットフォームになるだろう」と述べた。

(翻訳・藍彧)