(aboluowangホームページより)

 中国西安市の感染状況はエスカレートしており、感染者数が増える一方。地元当局はロックダウンを実施し、全面的に外出禁止とした。市民は物資不足のため、物々交換をはじめ、中にはiPhoneを米と引き換える人もいた。

 ラジオ・フリー・アジア (RFA)の報道によると、中国西安の感染状況に応じて、当局はロックダウンを実施し、全市民に「自宅待機」を命じた。政府は一部無料の食べ物を提供しているが、物資不足の状況が続いている。一部の市民は物々交換で生活必需品を手に入れている。

 中国最大のSNSウェイボー( Weibo、微博) には、物々交換されている動画が投稿された。食べ物が不足しているために、人々は同じ建物の住民と物々交換していると明かす住民もいた。中にはタバコとiPhoneを米と引き換える人もいれば、食器洗剤をリンゴと、トイレットペーパーを野菜と引き換える人もいた。さらに、ニンテンドースイッチ本体をカップ麵1袋とマントウ(中国北部で主食とする食べ物)2コと引き換える人もいた。

(翻訳・北条)