ヒマすぎてどうしようもない時があるでしょう。何の予定もない、丸一日家で過ごすしかない日に、特にやることも見つからないそんな時、多くの現代人はスマホを手に取って、ゲームをしたり、動画を見たり、SNSをチェックしたりします。こうして無駄な一日を過ごしてしまい、「あっという間に一日が終わったな」と虚しさを感じてしまうこともあるでしょう。
実は、家に居ながらできることはたくさんあります。空いている時間を使って、自分自身を向上させる、生産性の高いことをやってみましょう。次の8つのことを参考にしてみてください。
1.小さなことを処理する
ヒマな時は、重要なことをやる気力がなくても、そんなに重要ではない小さなことを、気軽にパパっと処理することができるはずです。「やることリスト」を見直し、今すぐできそうな項目を見つけましょう。例えば、すぐ終わる電話をかけたり、すぐ作成できるメールを送ったり、すぐ読める資料を読み終わらせましょう。
2.整理整頓、清潔清掃
・ヒマな時には整理整頓をしましょうー
・デスクの片付けをする。
・散らかった書類をファイリングする。
・ずっと置いたままになっていて、わからなくなったものを片付ける。
・もう読まない本を本棚から処分する。
・もう使わないアプリをスマホから削除する。
こうして身の回りの空間を処理することで、気持ちが入れ替わり、「さーて」と本腰を入れて取り組む、やる気が意外と出るかもしれません。素晴らしいじゃないでしょうか。
3.妨害の排除
ヒマな時には、自分が無意識に気をとられているのは何なのか、それによって仕事に影響しているものは何なのかをちょっと考えてみましょう。例えば、ソーシャルメディアやコミュニケーションアプリは、集中力を妨害するものですが、ログアウトや削除してからこそ、仕事に集中することができるようになります。
4.心配事を片付ける
時にヒマになるのは、何かが気がかりで、それが何であるのかが明確でない為に意識状態が混乱に陥り、活力を失うからです。その場合は、これらの心配事を片付けましょう。例えば、スケジュールを見直し、気になる進捗の確認メールを送ったり、病人や年寄りの家族に電話をかけたり、互いを安心させましょう。積極的に心配事を片付けるよう働きかけることで、仕事の効率は自ずと良くなります。
5.新しい知識を習得する
ヒマな時こそ勉強をする良い機会です。特に今のご時世では、便利なネットを上手く活用しましょう。例えば、動画サイトで授業の動画を見たり、TEDのスピーチを聞いたり、役立つ知識とスキルを身に付けましょう。場合によってはメモを取ることもオススメです。
6.本を読む
「読書は、世界を広げてくれます」という言葉がありますよね。
本を読むことは、映画やドラマを観るより健康的で価値があります。なぜなら、文字を読むことは、文章を書く能力と表現の能力を高めることができるからです。古典的な名著や、或いは自分の専門分野の有名人の伝記を読むことで、自分自身を充実させ、啓発をもたらすことができます。
落ち着いてじっくりと本を読み終えると、想像以上の収穫を得ることができます。忙しい時も、スキマ時間を見つけて、本の世界に入ってみましょう。
7.運動する
運動は、体に良いだけでなく、体内の代謝を促進し、免疫力を高め、病気を予防することができます。どの運動でもヒマを解消できます。例えば、公園で散歩したり、ランニングしたり、鉄棒をしたり、新鮮な空気を吸ったり、或いは自転車に乗ったりするなど。
家の中でも、空きスペースを利用して簡単な運動が出来ます。例えば、ストレッチ、ラジオ体操、または坐禅、静坐など、これらのことは心身ともにいい影響をもたらします。
8.しゃべる
毎日忙しくて、同じ屋根の下に住んでいる家族ともあまりしゃべれていないのかもしれません。ですから、ヒマな時間ができましたら、家族やパートナー、子どもとしゃべって、絆を深めてみましょう。
いかがでしょうか。ヒマなときにできる8つのことを紹介しました。できることがこんなにもたくさんありますので、「ヒマだな」と言わず、自分の心向くまま、好きなように動き出しましょう。
(翻訳・清瑩)