26日午後、日本にいる法輪功(ファールン・ゴン、中国発祥の気功)の学習者たちが、東京都池袋でパレードを行った。
午後2時頃、東京都豊島区の東池袋中央公園から出発し、学習者たちによって構成されたマーチングバンド「天国楽団」が先陣を切り、後に続く学習者は「法輪大法は素晴らしい」「世界100以上の国に愛好される法輪大法」「天滅中共(天は必ず中国共産党を滅ぼす)」「中共≠中国」などの横断幕やのぼりを掲げて、池袋周辺を練り歩いた。
東京 法輪功学習者パレード pic.twitter.com/kfcXp7RgFa
— 看中国【日本】ビジョンタイムズ・ジャパン (@visiontimesjp) December 26, 2021
法輪功は、法輪大法(ファールン・ダーファー)とも呼ばれ、1992年に中国で爆発的な人気を誇り、学習者が1億人以上に達するとされている。人数が急増したことや、中国共産党幹部にも多数の学習者を抱えていたことなどから、中国共産党政権に目をつけられた。
1999年7月20日、中国共産党元総書記・江沢民の指示の下、中国で法輪功への取り締まりが始まって現在に至る。また、同年より中国で臓器移植手術の件数が右肩上がりになっており、2006年に法輪功学習者を中心とする良心の囚人がドナーとなっている実態が明らかになった。今もなお世界各地にいる法輪功学習者たちは迫害の実態を明かし、強制臓器摘出の停止を訴え続けている。
(看中国記者・黎宜明)