2019年-2020年香港民主化デモを記録したドキュメンタリー映画「時代革命（REVOLUTION OF OUR TIMES）」が米国各地で上映される予定。サンフランシスコの「ロッシーシアター（Roxie Theater）」の前売りチケットはあっという間に完売したという。
同映画は、香港の周冠威（しゅう・かんい） 監督が製作し、第58回台湾金馬奨で最優秀記録映画賞を受賞しており、カンヌ国際映画祭や「第22回東京フィルメックス」でも上映された。18日と19日、サンフランシスコのロッシーシアター(Roxie Theater)で上映される予定。
サンフランシスコの香港人組織である「香港人会館」のメンバーであるアリエッタ氏はラジオ・フリー・アジアに対して、チケット完売スピードは非常に速く、1日目のチケットは8分で売り切れ、2日目はもっと速く、わずか2分間で、200枚以上のチケットは全て売り切れたと明かした。
北カリフォルニアの香港人組織「香港会」の主要メンバーである陳国禧（ちん・こくき）氏によると、「時代革命」は12月中旬に、ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコ、ワシントン、ロサンゼルスなどで上映される予定。同ドキュメンタリー映画がこれほど人気なのは、サンフランシスコ・ベイエリアの人々からの支持と、2年間にわたる香港民主化デモ運動に対する人々の応援があるからだという。
（翻訳・吉原木子）