ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は6日、インドの首都ニューデリーを訪問し、ナレンドラ・モディ首相と会談し、軍事・エネルギー面での関係を強化するため、10年間にわたる防衛技術協力協定と1年間の石油契約を締結した。
インドと中国共産党政府との国境軍事対峙は昨年からずっと緩和されていない。インドが今回、ロシアから購入する製品は、中国共産党の脅威に対抗するためにチベット南部との国境沿いに配備されると、インドのメディアが指摘した。
6日、インドのラージナート・シン国防相とロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は、60万丁のAK-203アサルトライフルを購入する協定に署名し、インドでこのアサルトライフルの直接生産も許可された。
また、同協定の中では、インド軍とロシア軍が互いの基地や後方支援施設を相互に利用できるようにすることも条件に含まれている。
シン国防相はツイッターで、ロシアとの間で小型武器や軍事協力協定を締結できたことを喜ばしく思うとコメントし、両国の協力関係が地域全体に平和・繁栄・安定をもたらすことを期待している。
ロシアのプーチン大統領とインドのモディ首相との6日の会談で、軍事や科学技術など幅広い分野で両国の関係を強化することで一致した。
(翻訳・徳永木里子)