中国江西省バスケットボール協会の戴亜利会長が、未成年の女性にわいせつ行為をしたとして、南昌市公安局青山湖支局は3日、戴容疑者を身柄拘束していると発表した。
中国最大のSNSであるウェイボー(微博、Weibo)のユーザー「我是破事儿姐」(芸能スキャンダルにまつわる投稿)が3日、江西省バスケットボール協会の戴亜利会長が、未成年者にわいせつ行為をした容疑で警察に逮捕されたと投稿した。彼は、南昌市の青少年女子バスケットボールチームのメンバー(18歳未満)にわいせつ行為をしたため、他のメンバーが警察に通報した。警察は戴容疑者の携帯電話やパソコンの中から、他の女性、未成年者にわいせつ行為をした動画を見つけた。つまり、戴容疑者は常習犯の可能性がある。
南昌市公安局の担当者からの話によると、戴容疑者を取り調べるために、同局青山湖分局が戴容疑者を身柄拘束したと、中国メディア「上游新聞」が3日に報道した。
また、3日朝、江西省バスケットボール協会の公式サイトの会長のページにあった「戴亜利」の名が、昼過ぎには消されたという。
戴容疑者は、2019年12月28日に江西省バスケットボール協会の会長に選出され、江西省バスケットボール協会の法定代理人でもある。
(翻訳・徳永木里子)