上海の夜(Yuya Sekiguchi CC BY 2.0 via flickr

 良品計画社は11日、中国上海虹口エリアに生鮮食品を扱うスーパーマーケットを併設した無印良品の店舗をオープンした。無印良品が海外で複合型スーパーマーケットを展開するのは、今回が初めてである。

 スーパーの内装やインテリアも無印良品がデザインし、生鮮食品や惣菜などを買いに来たお客様が、無印良品の商品もついでに購入することができるようにしている。このスーパーマーケットは、無印良品と中国大手企業「京東」傘下の「七鮮スーパー」がタッグを組んでオープンしたもので、高級住宅地の一角にある大型商業施設の地下1階にあり、敷地面積は約4,100平方メートル。店舗の中は、無印良品の製品を販売するエリアと生鮮食品スーパーのエリアが一体となっており、スーパーマーケットはその約7割を占めている。運営は「七鮮スーパー」が担当している。スーパーマーケットのメインターゲットは、高品質な生活を求める25歳から45歳までの人々である。

 無印良品の複合型スーパーマーケットは、堺市、京都、横浜にも出店しており、今回で4店舗目となる。

(翻訳・徳永木里子)