(ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国メディアの報道によると、中国で先月16日から中共ウイルスが再び感染拡大し、31の省(自治区・直轄市)のうち、19省に蔓延しました。

 中国の感染者は欧米と比べ、公表されている感染者はそう多くないですが、「ゼロコロナ」対策がずっと実施されているため、感染各地で大規模なPCR検査や封鎖が行われています。この対策は経済に打撃を与えるだけでなく、生活苦を訴える人が次々と現れる一方で、感染は一向に抑えられず、拡大し続けているようです。

 感染地となった甘粛省はすでに冬に入り、感染者が出たため、全員がPCR検査を受けなければならず、住民らは寒さに耐えながら雪の中で行列を作って黙々と検査を待ちます。

 この映像を見たネットユーザーから「これで逆に風を引くのではないか」と心配の声だったり、「にら(庶民)が(当局に)大事にされるわけがない」と当局への批判もありました。

 中国人の行動はほぼデジタルで管理されており、検査やワクチン接種を受けないと、今後の生活に支障が出るため、生きるために半強制的に受けざるを得ません。 中国の多くの地域では、ワクチン接種していない人は商業地区、スーパー、銀行などに入ることができないといいます。

(新時代Newsより転載)