有史以来、人類は宇宙への探索、特に地球外文明への研究を続けてきました。現時点では、宇宙人の存在を示す決定的な証拠はまだありませんが、ここ数年、宇宙人に関する事件は次々と現れ、メディアによるUFOや宇宙人の目撃情報も絶えることなく報道されています。政府などの公的機関はUFOに関する情報を持っているそうですが、十分に公表されていないと言われています。その中、近年公開されたKGB(旧ソ連国家安全委員会)の秘密文書「ブルー・フォルダー(Blue Folder)」には、当時ソ連政府のUFOに関する研究内容が記載されていたそうです。
1991年にソ連崩壊後、多くのKGB機密文書が流出しました。その中に、アメリカの中央情報局(CIA)が入手した1通のKGB文書に、シベリア軍事基地で25人のソ連兵が5体の宇宙人に遭遇し、短い交戦の後に23人のソ連兵は死亡し、5体の宇宙人は跡形もなく消えたという内容が記載されました。
この文書は1993年3月27日に収録され、2011年1月に公開されました。宇宙人からの攻撃で生き残った2人のソ連兵の証言が収録されています。
当時、ソ連兵がシベリアの軍事基地で軍事訓練を行っていました。突然、上空に1つの正体不明の飛行物体が出現しました。ソ連兵が地対空ロケットでそのUFOを撃墜しました。しかし、彼らが墜落したUFOの残骸を見つけた際に、残骸から黒灰色の服を着た、頭が大きく、身長が小さい人型生物が5体出てきました。突然、その5体の人型生物が「合体」し、輝く光の球体になり、ギシギシと耳障りな音を発し、数秒後に爆発しました。そこにいた25人の兵士のうち、生き残った2人以外の人は一瞬にして、体が高熱で炭化されたように、固い石になりました。そして、5体の宇宙人は跡形もなく消えました。
この文書に、撃墜されたUFOの残骸と兵士の遺体は、モスクワ郊外の秘密研究所に運ばれ、調査されたと記載がありました。調査によると、兵士の遺体の身体の組織はすべて石灰岩のような物質になったことが判明しました。
文書の最後に、CIAエージェントは、「もし、このKGBの文書が事実と一致するならば、これは最悪な事態です。宇宙人の武器や技術は、我々のあらゆる想定を超えています」とのコメントを残しました。
この文書から、政府などの公的機関はUFOについて詳しく調査をしていたことが分かりました。しかし、宇宙人の秘密を解明するには、今後のさらなる研究が必要かもしれません。
(翻訳・心静)