米連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官は21日に開かれた米上院国土安全保障委員会の公聴会で、中国共産党(以下、中共)に対する防諜活動は12時間ごとに行われていると明らかにした。
レイ長官は冒頭の挨拶で、FBIは米国内外のテロリズム、サイバー犯罪、暴力団の取り締まりに努め、中共への防諜活動については12時間ごとに実施していると述べた。
レイ氏は活動の詳細を明かさなかったが、中共によるサイバースパイとハッカーの危険性を長い間警告してきた。昨年、FOXニュースのテレビ番組で同氏は、中共は米国のイノベーション、経済安全、民主理念などの最大の脅威であり、FBIが米国で行っている防諜調査のほぼ半分が中共と関連していると語った。
レイ氏はまた、「中共政権は広範で多様な窃盗と悪影響のある活動を行っており、専制体制下で効率的に実行することができる。米国民の協力と警戒の下、FBIと米国政府のパートナーは中共の責任を追及し、我が国の革新、理念と生活様式を保護する」と述べ、「これは中国人や米国華人の話ではなく、中共のことを話している」と強調した。
(翻訳・吉原木子)