1年間を会期とする第76期の国連総会が14日、米東部ニューヨーク市の国連本部で開幕した。昨年初めに新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)が発生して以来、初めて80カ国以上の首脳が直接出席した。
21日からは、各国首脳が次々と発言する。菅義偉首相、イギリスのボリス・ジョンソン首相、インドのナレンドラ・モディ首相、オーストラリアのスコット・モリソン首相などが直接出席する。また、23カ国の首脳はビデオ演説を行う。
また、大統領就任後、初めての国連総会への出席となるバイデン氏の演説スタイルや内容は、トランプ前大統領とどのように異なるのかにも注目が集まっている。
国連総会は30日まで開催される。総会では、国連予算の議決や人権理事会のメンバーへの対応など、多くの内部事項を扱うほか、アフガニスタン問題にも焦点が当てられる。
(翻訳・徳永木里子)