過去最大規模の陸上自衛隊演習が15日より始まった。11月下旬まで約2カ月半で行われる。車2万台、航空機120機、全部隊約10万人の参加。
同演習は、戦闘準備を順調にすることを目的としており、部隊の移働や装備品、物資の輸送などの手順を確認する。中国共産党が領有権を主張する尖閣諸島や台湾で戦争となった場合、日本全域の部隊を九州や沖縄に投入することが想定されている。
北海道、山形県及び香川県の3つの部隊から、1万人を超える隊員と約3900台の車両を九州に移動させる過去最大規模の訓練が実施される。新型コロナウイルス(中共ウイルス、COVID-19)の対策として、全ての隊員は事前にPCR検査を終え、陰性確認での参加となる。
【お知らせ】#陸上自衛隊 は、令和3年9月15日(水)~11月下旬までの間、「#陸上自衛隊演習」を実施します。本演習は、平成5年以来約30年ぶりに陸上自衛隊全部隊を対象として実動演習に取り組む #大規模演習 であり、作戦準備段階に焦点を当てて、運用の実効性向上と抑止力・対処力を強化するものです。 pic.twitter.com/xkdhecq1sX
— 陸上自衛隊 (@JGSDF_pr) September 10, 2021
(翻訳・吉原木子)