(ネットより)

 東京五輪バドミントン金メダリストの陳雨菲選手はこのほど、中国第14回全国体育大会の試合途中に、足に違和感を感じ、靴下を脱いだら、右足の親指が傷つけられていたことがわかった。

 陳雨菲氏は世界バドミントン連盟のウェイボー(微博、Weibo)を通じて、中国第14全国体育大会の第1セットで怪我をしたことを明らかした。その時、彼女はテーピングをして、痛みをこらえて試合を終えた。試合後、彼女は「第1セットの時、靴の前が何かしらの原因で開いてしまった」と語った。

 陳雨菲氏は靴下を脱いで、親指に深い切り傷があり、血だらけであることに気づいた。急いで靴を履き替えた。「ワイヤーのようなものが私の足を傷つけ、私の親指に当たっていた」と説明した。

 陳雨菲氏が履いていたのは中国のスニーカーブランド「李寧(li-ning)」であり、李寧がトラブルを起こしたのは今回が初めてではない。中国バドミントンの石宇奇選手も以前に同ブランドの靴を履いていて、足を滑らせて怪我をしたことがある。陳雨菲氏が李寧を履いて、切り傷を負った事件について、消費者はこのブランドの品質に重大な疑いを持つことになるだろう。これに対し、李寧はカスタマーサービスで「原因を調べる」と表明した。

(翻訳・吉原木子)