Emanuelis Zingeris 氏は陶器製の猫を蕭美琴氏にプレゼントした(蕭美琴のFacebookより)

 先日、ワシントンD.C.を訪れたリトアニア議会のŽygimantas Pavilionis(音訳:ジギマンタス・パベリオニス)外交委員長は12日夜、ツインオークスに赴き、台湾の蕭美琴(しょう びきん)駐米代表と会談した。双方は、台湾とリトアニアの二国間関係、強権に弾圧された経験、台湾・リトアニア・米国の三か国関係を強化する方法などについて意見交換を行った。「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」の各国議員は、リトアニアと台湾の関係発展を応援している。

 台湾中央通訊社の報道によると、台湾の駐米代表処の全員が「リトアニアありがとうございます」と書かれた特別なマスクを着用してリトアニアの要人を接待した。リトアニア外交委員会のパベリオニス委員長とEmanuelis Zingeris(音訳:エマニュエル・ジンゲリス)上級委員はとても感動した。パベリオニス氏は、「ワシントンで真の友人と会えて素晴らしい」とツィートした。

 台湾駐米代表の蕭美琴氏は猫好きで有名。ジンゲリス氏は特別に陶器製の猫の芸術作品をプレゼントした。蕭美琴氏は感動して、「自由と民主主義に対する共通の信念が、私たちの友情をより強固にする」と述べた。

 中華民国は今年、リトアニアに「台湾代表処」を設立し、ヨーロッパの国で初めて台湾の名を冠した代表処となっている。

 12日、「対中政策に関する列国議会連盟」の各国議員らは、公式サイトで、リトアニアと台湾を応援し、中国共産党による両国への抑制を終結させるようグローバルに呼びかけ始めた。

 議員たちは公開された映画の中で、民主主義諸国は随時にリトアニア政府に援助を提供するつもりだと呼びかけた。もし、リトアニア政府が北京からさらなる懲罰を受けるようなことがあれば、彼らは支援を惜しまないでしょう。

 中国共産党政権は、リトアニア製品の中国への輸出を禁止し、経済力を利用して小国を屈服させようとしている。「中国(共産党)政府は、リトアニアをいじめることで、世界中の民主主義国家に警告を発したいと考えている。いじめっ子を止めるには、立ち向かうしかない」と議員たちが述べた。

 議員たちは各国政府に対し、リトアニアと台湾を堅固に支援することを呼びかけ、リトアニアが北京から罰せられた場合には、世界中の民主的な同盟国が支援を提供する準備をしなければならないと訴えた。また、台湾が国際社会において極めて重要な役割を果たしており、すべての国が台湾と適切な関係を築く権利があると指摘した。

(翻訳・藍彧)