中国遼寧省瀋陽市の8日に、不思議な現象が現れた。梯子のような形をした巨大な光の束が、同市のある商業施設の上空から差し込んだ。この不思議な現象を撮影した現地の人々が相次いだ。
撮影された映像から見ると、曇っている空に光の塊があり、その下に多数な光の束がまるで「天への梯子」のように地面に差し込んでいる。
この不思議な現象について、瀋陽市気象局の専門家・夏伝棟氏は、これは蜃気楼ではなく、気象現象であるとの見解を示した。当時、瀋陽市は全体的に曇っていたが、その場所のみ上空の雲が薄くなっており、湿度も高いため、このようなごくまれな気象現象が現れたとも述べた。
ネットユーザーは、「神様が誰かをお迎えしている」「南天門に直結する天への梯子だ」「瀋陽は天界に一番近いところになった」といったコメントを寄せた。
(翻訳・常夏)