中国・内モンゴル自治区通遼市(つうりょうし)では8日、空が厚い巨大な暗雲に覆われていた。その後、竜巻が発生し、通遼市の郊外を横切って、砂埃や雑物を巻き上げた。
地元メディアの報道によると、8日午後4時頃、内モンゴル自治区通遼市周辺で竜巻が発生した。ネットユーザーは竜巻が接地するまでの一部始終を撮影し、漏斗雲(ろうとうん)が目立ち、衝撃的な光景であった。
ネットユーザーが投稿した動画では、大きな暗雲が通遼市に向かって押し寄せている様子が映っている。雲の端はまるで崖っぷちのようで、黒い雲は高層ビルの上に触れそうなほどであった。そして、竜巻が発生し始め、巨大な竜巻の漏斗は空から地上に突き刺さり、周りの埃や雑物が竜巻の漏斗に巻き込まれている。遠くから竜巻を見ていた人たちは、驚きの声を上げていた。竜巻が通り抜けたところでは、路上のテントやテーブル、椅子などがばらばらに吹き散らされ、めちゃくちゃになってしまった。空中にはさまざまな雑物が飛び交っている。
(翻訳・徳永木里子)