英海軍最新鋭空母「クイーン・エリザベス」が4日午後、神奈川県の米海軍横須賀基地に到着した。英空母打撃群が日本に寄港したのは初めてである。
スティーブ・ムーアハウス司令官はツイッターに投稿した動画で、「日本とのやり取りはイギリスがインド太平洋地域における外交・経済・安全保障関係の強化に取り組む約束の一部であり、英国と日本の持続的な関係を新たなレベルに引き上げた」と述べた。
ムーアハウス氏は「英国は日本やこの地域の他の志を同じくする国々と連携し、民主的価値観を守り、共通の脅威に対処することに尽力する」、「空母打撃軍の存在は、英国がインド太平洋地域で重要な貿易ルートの自由と安全を守ることと、全ての国に恩恵を与える国際システムの維持に対す支持の重視を体現している」と強調した。
ムーアハウス氏はまた、「日本の自衛隊と共に実施される多様な合同訓練プログラムに期待している。これから日本の指導者と議論し、国防、商業、及びその他の安全部門とコンタクトを取る」と表明した。
https://twitter.com/i/status/1434006034494812161
英国の日本駐在武官であるサイモン・ステイリー大佐は、「数十年にわたって、英国の空母は日本に寄港しておらず、クイーン・エリザベスが訪れたことは歴史的な出来事だ」と述べた。
(翻訳・吉原木子)