中国遼寧省大連市の高層ビル「凱旋国際ビル」は27日16時頃、大火事が発生し、7時間に渡って燃え続けた後、同日夜23時に鎮火した。大連当局によると、死傷者が出ていないという。
翌朝、個人メディア(セルフパブリッシャー)が自ら現場に臨み、火事後の「凱旋国際ビル」の無残な姿を撮影した。まるで「アメリカ同時多発テロ事件」のようだった。片側の全面が全部焼き尽き、外側の防火材料が燃え落ち、火事で壁が真っ黒になり、ブラックホールのように焦げた窓、まるで煉獄のようだ。多くの家庭の一生の財産が焼き払われた。
動画の下のコメントでは、燃えている建物の防火材料がなぜ耐火性でないのかという疑問が寄せられている。
「防火材料は燃えないものではないのか?」
「建物の外壁が不合格の可燃性材料で作られていると誰が見ても分かる」
「今回の火災は事故ではあったが、やはり人災が原因である。火災や地震対策といった建物にとって最も重要なことが、販売前にきちんと対応されていなかったのである。これは、人の命を全く無視した行為である」
(翻訳・藍彧)