アフガニスタンの首都カブールの空港で23日、正体不明の武装集団の襲撃を受けたアフガン警備隊が応戦し、ドイツ軍と米軍も銃撃戦に加わり、1人が死亡、3人が負傷した、とドイツ軍がツイッターで明らかにした。
ドイツ軍によると、今朝（23日）4時13分に、カブール空港の北門でアフガン警備隊と正体不明の襲撃者が交戦した。アフガニスタン人の警備員1人が死亡し、3人が負傷したという。今のところ、攻撃者の正体は不明である。
タリバンが先週、政権を掌握した後、数千人ものアフガニスタン人が逃げようとカブール国際空港に駆けつけた。イギリス軍は22日、最近のカブール空港での混乱した押し合いで7人のアフガン民間人が死亡したことを確認した。現在、空港は閉鎖されているため、米国は民間航空会社6社に撤退活動の支援を依頼している。日本も現地に残留する日本人らを退避させるために、自衛隊輸送機3機を派遣した。
（翻訳・徳永木里子）