トランプ氏は21日夜、米アラバマ州カルマン郡で「Save America」集会を行い、会場は人で溢れ返り、トランプ氏への期待感で包まれていました。集会の始まりは第二次世界大戦中の米軍のジョージ・パットン将軍を描いた映画『パットン大戦車軍団』の一部を放映してから、 トランプ氏が登場し、トランプコールが湧き上がりました。トランプ氏は「大勢の人が集まり、すごい熱気だ。今日は、アメリカを取り戻すことを議論しよう!」と語りました。
同集会で、トランプ氏は2017年にフロリダ州にある自身の別荘マー・ア・ラゴで、習近平総書記を夕食会に招待したときに、習総書記に米軍の出兵を認めさせた逸話を紹介しました。当時、習近平総書記はトランプ大統領から突如「米軍はシリアに59発のミサイルを撃ち込んだ」と伝えられ、習近平総書記はスタッフに相談する余裕もなく、10秒間の沈黙の後、「毒ガスを使って女性や子どもを傷つける人には、それをやってもよい」と言わざるを得なかったようです。
このほか、トランプ氏は、タリバンに約束を果たさせる方法についても語りました。そしてバイデン氏のアフガン撤退対策がもたらした現状について、「これは私が見た中で最大の屈辱だ」「あのようになる必要はなかった。これは撤退ではなく、完全な降伏だ」と痛烈に批判しました。
集会の終盤で、トランプ氏は「これは我が国の歴史の中で最も偉大な集会だ。『アメリカを再び偉大にする(MAGA)』と呼ばれるこの運動だ」「今まさに始まったばかりだと信じている」「私たちは一つの運動であり、一つの民族であり、一つの家族であり、神の下にある一つの栄光の国であり、私たちの心の中には祖国への愛が膨らんでいるし、皆さんの心の中にも膨らんでいる」と語りました。
参加者は熱心にトランプ氏の講演を聞き、途中で雨が降っても、帰ろうとはしませんでした。
(新時代Newsより転載)