武装勢力タリバンがアフガニスタンを占領した後、アフガン東部の都市ジャララバードで18日、市民らがデモ行進をしていたところ、タリバンの戦闘員が発砲し、3人死亡12人負傷となった。
インディア・トゥデイの報道によると、ジャララバードで数百人の市民が18日にデモ行進し、アフガニスタンの国旗を掲げながら、タリバンの旗が嫌だと訴えた。その結果、タリバンの戦闘員と衝突し、発砲事件に至った。
現場の動画では、市民が賑やかな街道を走る姿が見られ、車のクラクションと銃声が聞こえた。情報筋によると、タリバンはデモ参加者に発砲したほか、ジャーナリストを殴打したという。現在3人死亡12人負傷となった。
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今回は、タリバンがカブールを占領してから初めての衝突事件である。
現在、タリバン勢力はまだ「正式に」アフガニスタン政府を支配下においていないが、多くの地域でアフガンの国旗をタリバンの旗に置き換えていた。
18日以前にも、タリバンがカブール国際空港で市民に向けて発砲する動画が海外メディアやアフガン人によって公開されている。タリバンの戦闘員が空港に殺到する市民を追い払うために、群衆に向かって連発し、外国人ジャーナリストが、頭を撃たれて重体になっている女性と子供の姿を捉えた。
(翻訳・北条)