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 中国当局はあらゆる手段を使って、出産率を上げようとしており、中国多くの公立病院は政令違反を懸念し、避妊手術を拒否し始めている。

 ワシントン・ポスト紙の報道によると、中国山東省済南の趙さんは昨年、帝王切開で子供を産んだ後、これから妊娠しないことを決めた。今年4月に趙さんの夫は避妊手術を受けようとしたところ、2つの病院に拒否された。うち一つの病院の医師によると、最新の出産計画規定ではもはや男性避妊手術を禁止しているという。

 湖北省荆州市にある病院の楊医師は、「男性の精管結紮(パイプカット)は簡単な手術だが、ほとんどの公立病院では一般市民への手術を拒否している。なぜなら、政府の新たな政策は出産を推奨しており、医師がこのような手術をするにはリスクがあるからだ」と語った。

 同紙は、北京、上海、広州などの複数の公立病院に問い合わせたところ、12の病院がすでに精管結紮手術を提供しておらず、1つの病院は未婚男性に施術しないと明かした。

(翻訳・吉原木子)